行政書士のダブルライセンスはどう?

FPの仕事って、勉強する内容をひとつひとつ見ていくと、世間でイメージされているより広いかもしれません。結局は、私たち一般の日本人が生涯を通して直面するお金の制度が次から次へと出てくるんですから。

FPのその長所は、行政書士という資格と接点があるように私は思っています。

行政書士は、「街の法律家さん」なんて呼ばれる資格。街の法律家さんも行政書士さんだけじゃないんですけどね。まず誰もが思いつく職業に弁護士さんがいますし、司法書士さんだってあなどれません。

行政書士さんは、裁判なんかを手伝うことはほとんどできません。でも、独占業務だって認められていますし、なんといっても法的な書類を作成することができる資格。その数たるや、何と1万種類を超えるんだそうです。

行政書士さんが、つくってもいい書類は幅広いので、FPの仕事とも自然と接点ができるんですね。たとえば、相続なんかだったらイメージしやすいんじゃないでしょうか。相続っていうと、税理士さんや弁護士さんに相談するのが普通ですけど、財政面でのプランをつくるという意味でなら、FPがいちばんいいんじゃないかと私は思います。行政書士になったら遺言状とかをつくることができます(これは独占業務じゃないので、たとえば弁護士さんたち司法書士さんたちだってやってますけどね)。

FPと行政書士、両方の資格をもってるなら、そのふたパターンの方面からお客さんのお役にたてるんですよ。これはひとつの例に過ぎませんけど、FPと行政書士はダブルライセンスにとても適した資格だということに間違いはないだろうと思います。